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- 舞豚が美味しい秘密
昭和7年から続く技術で育てる希少豚「舞豚」
舞豚の美味しさは品種に大きな理由があります。一般的な養豚場では、「たくさん産まれる事」「早く大きくなる事」を重視して交配させます。
それでも美味しい豚が育つことに変わりありませんが、弊社では「美味しい豚に育つ事」のみを考えて交配させています。
そうしてできたのが「舞豚」です。
舞豚は生産性が悪く、飼う事に大変な技術を必要とするので、他の養豚場では簡単に真似することができません。85年続く種豚場の経験と技術があって初めて「舞豚」は育てることができます。
国内で一般的に生産・流通している豚はランドレース種、大ヨークシャー種、デュロック種の3種類の豚を掛け合わせています。「舞豚」はデュロック純粋種(茶色い豚)とバークシャー純粋種(黒豚)を掛け合わせて産まれました。(舞豚の血統図参照)
弊社では年間に2,000頭の豚を出荷しますが、その中で「舞豚」として出荷する豚は200頭です。
希少価値が高く、肉質はきめ細やかです。また、しっとりとした奥深い肉の甘みが特徴です。
デュロック純粋種は、アメリカのニューヨーク州やニュージャージー州を中心に飼育されています。
皮膚は褐色でおとなしい性格をしています。
皮膚は褐色でおとなしい性格をしています。
日本では「黒豚」の名で親しまれている品種です。その名の通り黒色の皮膚をしています。
産子数は劣りますが、肉質、脂肪質共に優れています。
産子数は劣りますが、肉質、脂肪質共に優れています。
与えるものへのこだわり
- 愛情
- 美味しい豚に育つためには、「愛情」をもって育てる事が大切です。
愛情いっぱいで接することで豚にとっての「ストレス」を出来る限り取り除き、元気に幸せに育てる事で豚の力を最大限に引き出すことができます。
- 水
- 美味しい水を与えることは元気に成長するために必要不可欠です。
弊社は米原市有明町「舞岳」の中腹から湧き出す「舞岳原水」を利用しています。
ミネラルたっぷりで豚の旨味をより引き出すことができます。
- 餌
- 余分なもを含まない良質な餌が豚の美味しさを向上させます。
弊社では、パン粉等を中心とした自家配合の特別製の餌を与えています。
自家配合の餌によって肉質は良くなり、サシが入りやすくなるようになります。
舞豚の特徴
- コクやまろやかさに影響すると言われるペプチド構成アミノ酸が大きい
- 多価不飽細胞の割合が低い
⇒ たくさん食べても、中性脂肪やコレステロール値が上がりにくい。 - パルミチン酸、オレイン酸の割合が高い
⇒ 脂に甘み、香りが深く、悪玉コレステロール値を下げる効果が高い。 - 噛みこたえが黒豚と同程度に高い
- 脂肪融点が銘柄豚や黒豚平均より低い
総じて言うと
⇒ 舞豚は、黒豚などの銘柄豚と同様に脂の甘みが強く、香りも深いという特徴があり、その上、たくさん食べても中性脂肪やコレステロール値が上がりにくいという「オイシーかつヘルシー」な豚肉です。